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やまさんの歩み

~創業当時のやまさん(昭和中期)~

戦後間もない1947年、現在地に初代・谷田部三郎の手により「山三商店」が開業しました。そのころは、日本は現在と違い、食に貧しく、果物などはまだまだ高級品の時代。「バナナ一本が散髪代と同じ」価値の時代でした。当時のフルーツは、現在のように農業技術も発達しておらず、温室栽培、リンゴや雑柑類などの貯蔵技術もありません。現在のようにリンゴが一年中食べられることや、夏場でも蜜柑が食べられるなどということは考えられない時代。その様な中、当時の山三では、季節に左右されない加工品「パインのアイスキャンディー」を製造販売し大人気に。(当時、特許を取得)「時代に応じた創意工夫」が初代から現在も受け継がれています。












~時代の変化と共に(昭和後期・平成初期)~

時代と共に、流通も整い農業技術の発達が進み、果物の物量も増えてきました。当店では、フルーツを中心としながら、様々な商品を取り扱う「町の商店」としての機能を担います。小売店も軒並み増え、いわゆる消費の時代に突入します。









~フルーツ専門店へ(平成中期)~

2006年10月「株式会社やまさん」を設立し、フルーツ専門店としての、品揃え、品質管理・専門知識により一層の努力を重ね、地域に愛されるオンリーワンを目標に掲げます。

〜震災後の取り組み〜
東日本大震災を受け一時は全事業の休業を強いられましたが、同年4月2日には一部営業を再開。
震災以降、全国の皆様からの温かい支援により徐々に業績を回復。2013年10月に店舗の全面改装を行い1F専門店内に「fruit juice bar yamasan」を新設し、フルーツジュースと、フルーツゼリーの製造販売を再開致しました。











〜農林水産省食料産業局長賞の受賞〜
2014年2月、平成25年(2013年)度 優良経営食料品小売店等表彰事業において、「農林水産省食料産業局長賞」を受賞。

〜新店舗開設〜
2015年4月常磐自動車道の全線開通に伴い、南相馬市鹿島区に新設された南相馬鹿島SA商業施設「セデッテかしま」にテイクアウトテナントを出店。2018年にベトナム・ホーチミンへ「fruit juice bar yamasan」を出店。2023 年9 月には、県外で初の常設店舗として、松屋銀座(東京都中央区)に「fruit juice bar yamasan GINZA」を出店しました。









〜やまさん本店の新たなスタート〜
2024年にやまさん本店の大規模改修を経て、新たなスタートを切ることになりました
フルーツの世界を、これまで以上に楽しんでいただける店であり続けるために、コンパクトながらも、ひとつひとつのフルーツが光り輝くようなイメージでつくりました。

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